今日は、前期定期試験の最終日(予備日を除く)-。
8月の後半からは、集中講義が開講されますが
ひとまず来週から、「夏休み」といったところでしょうか。
少しゆっくりした時間がとれるこの時期、
学生の皆さんは、思い思いの「夏」を満喫されることでしょう。
部活&サークルに打ち込むもよーし。
国内外問わず、旅に出るもよーし。
各種イベントに前のめりになるもよーし。
コツコツと自己研鑽に励むもよーし。
もちろん、卒論?学修に努めるも良し!
そんな学生の皆さまの’セルフプロデュース’な夏に
ちょっとだけ、スキマ時間があるとするならば、
図書館職員のハシクレとして、
「読書な夏」もおすすめしたい。。。ということです。
そうは言ってみたものの、
いざ本を読むには、それぞれにあったタイミングやフィーリングがあると思います。
「何だか見た目(装丁)がオシャレだから」、「テレビに出てたあの人が書いた本だから」
「昔読んだけど、その頃理解出来なかったから」、「とにかく美味しそうだから」 などなど??? きっかけは様々。
そのきっかけの1つに、「たまたま展示してあったから」もあったらいいなぁということで
夏っぽく「怖い本」-、ピックアップしてみました。
ところで、話はすっかり変わりますが、
先日読んだ新聞の紙面にALS(筋委縮性側索硬化症)という難病を患う岡部さんという方の
記事が掲載されていました。ALSは、運動ニューロンが侵され、全身が動きにくくなる、進行性の難病です。
東京大学で開催されたゼミの中で、学生の質問に対して、岡部さんがこう答えたとありました。
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「身体の動かない不幸よりも、心の動かない不幸の方が私には耐えられません。」 (2015.07.28 毎日新聞:朝刊[1面])
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大学図書館で本を手にするということは、
何かしらの必要な”情報”や”知識”を得るという側面が
大きくなりがちかもしれません。
もちろん、それも大切な役割の1つかと思います。
ですが、それと同時に、未知のものに触れ、想像する
あるいは、ただひたすら感動をするという体験も
大切にしてほしいと思います。
もちろん「読書な夏」に限らず、講義を離れたこの期間に
インドアで、アウトドアで、
1人で、あるいは、多くの人たちと過ごす中で、
沢山”ココロ”を動かして、生きるエネルギーを育んでいただけたら幸いです。
ちなみに、図書館の開館カレンダーはコチラ。
暑い日差しに疲れたら、身体を冷ましにお越しください。
(図書館:ミネ)