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2011 年 2 月 のアーカイブ

2011年2月18日 第76号 『ひむかかるた競技大会開催目前です!』

2011 年 2 月 18 日 金曜日
みなさまこんにちは。

ちょっとだけ暖かい日があったので、

もしかして春の足音が…との期待もつかの間、

やっぱりまだまだ寒い日が続いています。

みなさんは風邪などひいていないでしょうか。

(おかげさまでツエはマスクがとれました !  聞かれてませんが)

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宮崎では、新燃岳の噴火活動による降灰など、

灰色の空と不安な日々が続いています。

そんな毎日ですが、今週のある日、

宮崎市では久しぶりに青い空を見ることができました。

夕暮れ前の雲。

空が青く、空気が澄みきっていることが

当たり前ではなく、こんなに幸せでありがたいことなのだと改めて感じます。

1日でも早く、宮崎の青い空を毎日見ながら心穏やかに過ごせるよう、祈るばかりです。

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すこしほっとさせてくれた青空が見られたその日。

耳寄りな情報を手に入れたツエは、早速その会場へ潜入させていただきました。

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その会場で繰り広げられていたものは…

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明日 2月19日(土)に開催される 『第4回ひむかかるた競技大会』に

ボランティアとして参加してくれる学生のみなさんへの説明会です。

梅津研究室のゼミ生たちが中心となって進めているこの大会ですが、

このようにそれ以外の学生さんも参加してくれているのがうれしくなりました。

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梅津研究室 薬師寺くんの司会で始まった説明会。

司会の薬師寺くんです。

まずは 『ひむかかるた』 についての熱い思いが語られます。

「地域の小学生に、宮崎について学んでもらいたい ! 」

宮崎県内の小学生から読み札を募集し、選び抜かれた46枚。

宮崎の文化や歴史、偉人や風土などを 「遊びながら学べる」 このかるたで、

選手のみなさんが熱戦を繰り広げるのです !

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ここに集まってくれたボランティアの学生さんたちは、

個人戦の審判をしていただくようです。

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会場には 本番同様たたみが敷かれています。

まずは、ボランティアのみなさんには選手役を。

梅津ゼミのみなさんが審判のお手本を見せてくれます。

?審判ってかっこいい。

審判は、ルールをもとに勝敗の判定をするのはもちろんですが、

「試合のリズムをつくる役割もあります ! 」と、薬師寺くん。

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絵札を選手が取り、次の読み札が読まれるための

「OK」サインとして上げられる白い旗ひとつでも、

「バッ !!! 」という音も ともなって 機敏で気持ちがいい !

旗があがります!

特に、準備完了後に審判全員で一斉に旗が下ろされる時は、

タイミングも姿勢も音もぴったりと揃っていて

かっこいい !! とさえ思ってしまいました。

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かっこいいんです、音も。

試合のリズム… なるほど。

確かにこれによっても、

流れの中に1つの区切りが付き、メリハリが出ますよね !

(そういう意味ではないですか ? )

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最初は緊張の面持ちだったボランティアのみなさんでしたが、

かるたを実際にやっているうちに白熱。

早い!

楽しそうな声が聞こえたりして、

笑顔があちこちで見られるようになっていました !

薬師寺くんの 「自分の信じた札(ふだ)を遠慮なく取っていいですよ ! 」 の言葉で、

ちょっと緊張もほぐれたのかな ?

やっぱりみんなでやる遊びやゲームは楽しくなっちゃいますよね。

ひむかかるた

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そして、一通りお手本を見せてもらったら、

いよいよボランティアのみなさんが審判に挑戦 !

選手役には梅津ゼミ生のみなさん。

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姿勢から、旗の上げ方?下ろし方、そしてさまざまな細かいルールを

実際に 最後の勝敗の判定まで 試合を進めながら説明してくれます。

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旗の上げ方も、まっすぐ上に !  腕や手首も伸ばして ! 音を立てるように !

腕を伸ばして!

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ルールでは、選手の姿勢、「お手付き」や「払い取り」などの反則についてなど、

細かな指導が…

手は右斜め下へ!

「選手のみなさんは、たくさん練習を積んでこられますのでレベルも上がってきていますし、

 白熱した試合になります。しっかり見て毅然とした態度で判定してください ! 」

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梅津ゼミのみなさん、上手にわざと反則やきわどいしぐさをしてくれます。

お!どっちだ?!

両手で札をとってみたり、やたらいろんな札をさわってみたり…

ちょっと面白いくらい。

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そしてその都度、反則の説明?判定?対処の仕方を丁寧に指導してくれます。

梅津先生も!

梅津先生自ら指導してくださいます!

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そんな中、ひとつ説明があるごとに、

ボランティアの学生さんと目を合わせて笑顔でうなずいているゼミ生。

優しい笑顔

しゃべっていはいないんです。 でもわかるんです !

目と、やさしい表情が、

「今のわかった ? 」 「だいじょうぶ ? 」

こう言っているが伝わるんです !

真剣ながらも愛情あるやさしい様子に、勝手に癒されたりしていました。

(どこに気をとられているんでしょうか、ツエは)

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空の青い1日が終わりそうです。

授業などで忙しい中、長い時間をかけて いちから準備して、

いよいよ明日 『第4回ひむかかるた競技大会』 は 開催されます !

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出場選手のみなさん、応援のみなさん、

みなさんを全力でお迎えする学生と一緒に、ぜひこの大会を盛り上げてくだい !

みんながんばってます!

(審判のかっこいい旗の上げ下ろしも必見です !??ほんとです ! )

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会場となります体育館は、結構な寒さとなるようです。

どうぞ暖かくしていらっしゃってください !

そして選手のみなさん、けがのないよう、

練習の成果を存分に発揮してがんばってくださいね !

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『ひむかかるた』は、子どもさんにはもちろんですが、

大人の私たちでも、宮崎にいながら知らなかった たくさんの歴史や文化に

改めて気づいて学べる郷土かるたです。

ますます宮崎という場所に愛着がわき、

さらに 他県の方に宮崎のいいところを もっとたくさん紹介できるかもしれません !

(「遊びながら」学べるというのがなによりうれしいですよね)

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最後におまけです。

会場で読まれていた読み札の中で、

わたしの心を 一瞬で ウキウキにしてくれたものをひとつ。

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「 好き好き大好き 須木の栗 」

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小林市の須木(すき)は、栗の特産地です。

みなさんも お気に入りの1枚を見つけてみてはいかがでしょうか !

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梅津研究室のみなさん、ボランティアの学生のみなさん、

明日の早起きのために、今日は早く眠れそうですか ?

潜入調査にご協力いただきありがとうございました !

楽しい大会となることを願っています !

夕暮れ時。月が見えます。

(会場をちょろちょろしてごめんなさいね)

2011年2月10日 第75号 『社会人大学生の卒業』

2011 年 2 月 10 日 木曜日

★今週は金曜日が祝日のため、特別に“ハナモク”でお送りします★

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みなさん、こんにちは。

宮崎では、ここのところ鳥インフルエンザや新燃岳の噴火が相次いで発生し、

心を痛める日々が続いております。

本学は宮崎市内の中心に位置していますので

風向きによって灰が降ってくる、といった具合で

テレビ等で報道されているほどの大きな被害は現在のところ受けておりません。

しかし、

学内に消毒用のマットが設置されたり、

学生の乗った電車の運行が遅れて試験に間に合わなかったり???

といったことを見聞きすると、やはりそれらのことを考えずにはいられない毎日です。

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火山灰?風邪????原因不明のガラガラ声に悩まされる   ツエさん

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そんな中、事務局では間近に迫った入試や卒業式の準備をひたすらに進めております。

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???で、卒業と言えば、

最近のハナキンでも“卒論提出日”や“卒論発表会”の様子がレポートされたのは

記憶に新しいところです。

今回はそれらを見事クリアして

この春にめでたく卒業を迎える予定の徳重久美子さんをご紹介します。

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徳重さんは、4年前の春、社会人特別選抜試験に合格し入学してきました。

その当時、定年退職まであと1年を残しての新たなスタートでした。

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※写真は今年度の入学式の様子です。

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そんな徳重さんに、学生生活を振り返ってのお話を聞かせていただきました。

(残念ながら、顔写真は恥ずかしい???とのことでした。)

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Q.なぜ大学に入学しようと思ったのですか?

A.長年、仕事(管理栄養士)と親の介護をする生活を続けてきたので、気分転換を求めていました。また、以前から母に『これからは英語の時代だよ』と言われていたこともあり、できるところまででいいから英語が勉強できればと思って公立大を選びました。

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Q.入学試験はどうでしたか? 試験に向けての勉強はどうやってされたのですか?

A.入学試験は英語が難しかったという記憶があります。でも、受験の3~4年前から英字新聞を読んだりラジオ講座を聞いたりしながら独学で英語の勉強をしていましたので特に受験勉強をしたわけではありません。それにしても、まさか一度の受験で合格するとは思ってもいませんでした。(笑)

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Q.合格通知を受け取ったときの気分は?

A.「仕事をやめて入学しよう!」と決心しました。

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Q.入学前、楽しみにしていたことは? 実際に入学してどうでしたか?

A.自分の興味?関心に基づいて学ぶことを楽しみにしていました。宮崎公立大学はリベラルアーツでいろんな分野の学問が学べますので、その点はとても恵まれていました。

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Q.学生生活で大変だったと思うことは?

A.入学当初は、自分より歳の若い人たちにカリキュラムのことなどを聞くことができずに、つまずいた時は一人で悩んだりすることもありました。もちろん今では、そんなこともなくなりましたがその当時はなんとなく構えてしまっていました。そんな時、先輩の社会人学生が相談に乗ってくれてとても助かりました。

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Q.今のゼミを選んだ理由は?

A.元々、「できるところまで」と思って入学しましたので、英語がある程度勉強できればいいかなと考えていました。しかし、英語以外の分野を勉強する過程で体系的に知識を積み上げることの重要さに気付き、頑張ってゼミ(専門演習)も履修しようと決意しました。いくつか興味のあったゼミの面接を受けた中で阪本准教授(大衆文化?出版文化論演習)が社会人学生の私を歓迎してくださったこともあり、そこに決めました。

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Q.ゼミ活動?卒業論文をやり終えた感想をお聞かせください。

A.先生の高い識見に接することや他のゼミ生のみなさんの卒論作成の過程から多くのことを学ぶことができました。自分の卒論(『「日本型食生活」と「日本食」―近現代日本の食生活を通した〈望ましい食生活〉の展望―』)に関しては、先生に多くのことを導いていただき感謝しています。

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Q.4年間の大学生活をひと言で表すと?

A.「自分と向き合う4年間」でした。レポートや試験の出来が悪かったときなどはつらかったですが(笑)、足りないところをさらけだすことで自分が成長できたと思います。

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Q.徳重さんにとって「学び」とは?

A.社会は日々変化していきます。現代のような情報化社会で生きるには、仕事をしている?していないに関わらず社会人として正しい判断力を身に付けることが必要です。多くの人と接することと同じように「学ぶ」ことは自分を助けてくれるものである、と確信しています。

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徳重さんの卒業論文発表会用レジュメ

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さて、今回なぜ徳重さんにお話をお伺いしたかったかというと、

かつてふと目にした光景がとても印象に残っていたからです。

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4年前の入学直後、徳重さんは

「英語の授業についていくのが大変だ」

とうつむきながら学務課のカウンターに相談に来ていました。

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入学試験をパスしたとは言え、

高校を卒業したばかりの若者たちに混じって週に何時間も英語の授業を受け課題をこなすのは

おそらく私たちの想像以上にハードだったろうと思います。

おまけに本学は、英語のみならず情報の授業までもが必修科目として存在します。

前職でパソコンは使っていたそうですが、ワードが苦手だった徳重さん。

英語と格闘しながらパソコンとにらめっこする日々。

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普段の徳重さんは、どんなときもやさしい笑顔で挨拶をしてくれる学生さんでしたから、

その笑顔の裏に隠された努力を思うと本当に頭が下がります。

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大変なこともたくさんあったと思いますがそれでも頑張ってこられたのは、

事務局職員(特に情報事務室?CALL事務室にお世話になったそうです)や売店のスタッフなど

いろいろなところで声をかけてくれる人たちがいたことと、

何よりも「学ぶ」ことの大切さに気付けたからだと話してくれました。

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そんな徳重さんも4年間でしっかりと規定の単位を修得し、このたび、無事に卒業を迎えます。

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卒業を前に、ゼミの指導教員であり卒業論文を担当された阪本准教授に

徳重さんに対するコメントをいただきました。?

『徳重さんは管理栄養士として学校に勤務されていたご経験があり、その立場から、近現代日本の食文化の歴史を主に人文科学的な見地から探究されていました。その姿勢はたいへん熱心で、かなりの数(3年生ぐらいのときには、すでに50~60冊お読みになられていた記憶があります)の文献を読み込まれ、A4で28枚の卒論におまとめになられました。本学の卒論のフォーマットは40字×40行なので、単純計算して400字詰め原稿用紙100枚を超える量になります。

 また勉強だけでなく、同じゼミの学生ともたいへん親しくされていました。3年生の学園祭のときには、徳重さんが考案されたレシピの料理を学生たちがつくり販売していました。

 私はこれまでゼミで社会人の方をお二人受け入れてきました。社会人の方は徳重さんのようにそれまで歩いてこられた道を学問的に検証しようとされたり、ご自身のご関心を深く掘り下げていこうとするご姿勢が非常に強いと感じます。 

 そうした学習姿勢は他の学生にも学問に対する姿勢においてよい影響をもたらしています。(年の離れた方と一緒に学ぶ経験は高校までの学校生活にはなかったのではないかと思います。それに対し、熱心な社会人の方と共に大学で学ぶことは、学問が誰に対しても開かれているということを実体験として経験するだけでなく、その姿勢を目にしたり、その方の研究発表や、バックグラウンド、人生経験からの重みを伴った発言を耳にするわけですから、そうした方とゼミで学びあえる経験は貴重だと思います)。

 とくに徳重さんの真摯に取り組まれるお姿からは、私自身もたいへん啓発を受けました。』

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ある程度大人になってしまうと

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もう年だから???とか

今は忙しくて???とか

いまさら???????とか

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やらない理由を見つけてしまいがちですが(と、我が身を反省???)、

新しいことに挑戦すること、一生懸命であること、

なによりも「やってみよう!」という気持ちを大事にすることの素晴らしさを

徳重さんを通して改めて感じさせられました。

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何かを始めなければ何も得られない、ということですね。

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満開を待つ桜の木???春はまだまだ?

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おっ!つぼみだ!

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この春、宮崎公立大学ではおよそ200名の学生が新しい道へと旅立ちます。

(卒業式の様子は、3月のハナキンでお楽しみいただける???のでは。)

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2011年2月4日 第74号 『基礎演習から、専門演習へ』

2011 年 2 月 4 日 金曜日
後期試験も終了し、学生達の少しホッとした雰囲気に引っ張られるかのように、冬の厳しい寒さもひと時の和らぎをみせている今日この頃ですが、皆さん如何お過ごしでしょうか。

今回の花金では、本学の演習科目をご紹介したいと思います。

本学では、1年次から「基礎演習Ⅰ」(前期:4月~9月)、「基礎演習Ⅱ」(後期:10月~3月)と呼ばれる(※)、少人数による演習科目を実施しています。
(※ 通称「基礎ゼミ」。15名程度の少人数グループによる、主体的に学ぶ姿勢や大学での学習方法を修得する科目)

「基礎演習Ⅱ」では、特に「問題の特定」から「分析?検討と考察」までを取り上げ、概論的な全体講義や図書館のより高度な活用実習なども織り交ぜながら、それらを活かした少人数での演習活動に取り組み、技能と態度の修得?発揮及び定着を目指します。具体的な到達目標は、「自らの知的関心?問題意識に基づく特定問題についてその解決を試み、成果と今後の課題の両内容を含む論述資料を作成?発表すること」です。また、学期末に開催される全員参加の発表?合評会により、各自の達成?成果の確認と今後の学生生活における諸課題の意識化を図ります。

そして去る2月1日(火)、1年次の「ゼミ」の集大成ともいえる合同発表会?合評会が行われました。

そこで早速、その会場の1つを訪れてみました。冒頭に記した学内の雰囲気とは一変して、そこは何やら緊張感に満ちていました。

この基礎演習Ⅱ合同発表会?合評会は、3ゼミ合同で行われます。つまり、単純計算して15名×3ゼミ=45名の学生、そして先生達の前で、1年生達はそれぞれの1年次の演習の成果を発表し、お互いに意見を述べ合うのです。

基礎演習Ⅰ?Ⅱ担当の加藤先生

基礎演習Ⅰ?Ⅱ担当の加藤先生

少し緊張しながら、説明を受ける学生達

少し緊張しながら、説明を受ける学生達

1年間の成果を発表している様子

1年間の成果を発表している様子

発表を聞く学生達も真剣です

発表を聞く学生達も真剣です

1年生達が大学に入学してはや1年、多少のおぼつかなさはあったものの、そこには今後の大学生活での学びの基礎をしっかり身に付けた学生達の姿があり、頼もしくも見えました。

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本学では、この1年次に開講される「基礎演習Ⅰ?Ⅱ」を受けて、2年次後期から始まる「専門演習Ⅰ」、3年次の「専門演習Ⅱ」、そして4年次の「専門演習Ⅲ」と、大学生活を通して演習科目を必修にしています。「基礎演習(基礎ゼミ)」と「専門演習(専門ゼミ)」を通して学生達は、自ら考え、自ら学び、自ら行動できるようになっていくのです。

そして、3日(木)からは、宮崎公立大学で学生達が学んできた集大成、「卒業論文発表会」が実施されています。

そこで私は今回、2つのゼミにお邪魔しました。

1つめは、アメリカ人のニコル教授が指導する「American Studies演習」。このゼミでは、まずアメリカに関する様々な歴史や文化を学びます。その中で、学生自身が興味を持ったテーマについて自由に研究し、先生もそれを力強くサポートしてくれます。学生達はそれこそ、人種差別の問題から、アニメや映画を題材としたものまで、幅広く学ぶことができます。

American Studies 演習担当のニコル先生

American Studies 演習担当のニコル先生

アメリカ人の先生が指導するだけあって、学生の皆さんの発表も、冒頭こそ日本語で概要が説明されますが、あとはすべて英語による発表です。

発表会にはゼミ生だけでなく、2、3年生の学生達も訪れていました

発表会にはゼミ生だけでなく、2、3年生の学生達も訪れていました

4年間の集大成です

4年間の集大成です

先生とこの後発表を控えた4年生達が、苦楽を共にした仲間の発表を見守ります

先生とこの後発表を控えた4年生達が、苦楽を共にした仲間の発表を見守ります

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第2弾として4日(金)は、「教育学演習」を訪れてみました。こちらのゼミでは、主に教職を目指す学生達が、住岡先生の指導の下、まずは教育学の研究対象と研究方法を学びます。その後は、前述の「American Studies 演習」と同じく、学生達が興味を持ったテーマについて、研究を進めていきます。

発表会前の様子

発表会前の様子

発表を前にしているにも関わらず、和やかな雰囲気でした。頼もしい…

発表を前にしているにも関わらず、和やかな雰囲気でした。頼もしい…

今回の卒業論文発表会では、「わが国のしつけ」であったり、「食育」の問題であったりと、まさに今、日本が直面する様々な問題に関する発表がありました。

ただやはり発表が始まると、皆真剣です

ただやはり発表が始まると、皆真剣です

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発表後の質疑応答では、住岡先生からの鋭い質問が…

発表後の質疑応答では、住岡先生からの鋭い質問が…

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宮崎公立大学では、入学時から卒業まで、学生が主体的に学ぶことができる環境が整っています。英語、情報?基礎科学、比較文化、コミュニケーション、国際関係、という5つの専門課程を柱にして、学生達は自らの興味?関心に基づき自由に学び、先生達はそれを力強くサポートしてくれます。

今回の後半でお伝えした、卒業論文発表会は一般の方々にも公表されており、6日(日)まで開催されます。各ゼミ発表会の日時等詳細については、
  /sotsuron/index.html
に掲載されていますので、本学を志望する必博体育·(中国)官方app下载@の皆さんだけに留まらず、地域の方々もお気軽にご参加ください!