朝晩めっきり涼しくなり、秋の到来を迎えようとしている今日この頃ですが、学生達は9月いっぱい、夏休みでお休みです。
本学では、学生があまりいないこの期間を利用して、通常では行うことのできない作業を行い、後期の授業再開(10月から)に備えています。
その一環として、附属図書館を1週間休館して、蔵書点検が行われました。
蔵書点検とは、読んで字の如く、本学の附属図書館にある書籍が、データと一致しているかを点検する作業なのですが???
図書館にある書籍は、10万冊以上。その1冊1冊を確認する訳ですから、その作業量は気が遠くなるほどです。
では実際にどのような作業が行われているのか、その様子を見てみましょう。
まずはこの機械について。
書籍は1冊1冊、データ管理されているのですが、それらはバーコードで管理されています。そしてそのバーコードを読み込むのが、このバーコードリーダーです。
そしてその後、バーコードリーダーで読み込んだものを、パソコンのデータと照合して確認を行っています。
作業の進捗状況を確認するために、色々な工夫がなされていました。
これらの同じ作業を、延々と繰り返すのです。この広い図書館の、全ての書籍を対象に???。
そしてこの作業は、附属図書館だけでなく、CALL事務室でも行われていました。CALL事務室には、語学学習用に大量のVHSやDVDがあり、これらも前述のバーコードにて管理されています。
何かの整理を行うということは、その作業自体にも意味がありますが、物事を整理することで、それが頭の整理にも繋がります。
勉強で息が詰まったら、受験生の皆さんも少し机の周りを片づけたりすることで、それが気分転換になり、頭が少しスッキリするかもしれません。是非試してみてください。
そしてもう1つ。何か大きなこと(今回の例でいえば、図書館における蔵書点検)を成し遂げるには、1つ1つの作業をコツコツと行うこと(同じく今回の場合は、1冊1冊の地道なチェック)が、一見遠回りに見えて実は一番の近道なのではないでしょうか???と少し話を飛躍させた気がしないでもないまとめ方をしてみました。
そんなことを書きながら、自分の机の上が散らかっているので、「そろそろ片づけないとなぁ」と思っているアラキが、今週はお伝えしました。