みなさんこんにちは。4月に入りましたが、寒い日が続いています。そんな中、去る4月2日(火)に本学の講堂にて平成31年度入学式が行われました。
入学式では、有馬学長が、「これまでの「モノづくり」すなわち製造業中心の経済から、アイディアや知識を基盤とした社会への変化、人間を相手にしたサービス産業が増えている。どんなビジネスでも、異なる文化や価値観をもつ人々と意思疎通を図る必要性が高くなっている。」という社会変化を踏まえ、「相手の話をきちんと聞き、それに対する自分の考えを示しながら論理的に話しあう力、コミュニケーション能力が求められており、本学での少人数教育において、論理的に聞き話す訓練をしてほしい。」と式辞を述べられました。
また、入学者を代表し、甲斐未桜さんが、「今日から始まる大学生活では、自分で考え、自分から行動し、たくさんのことを経験してたくさん力をつけていきます。」と誓いの言葉を述べられました。
1993(平成5)年に開学した本学は、これまで5,000名を超える学生をお迎えしてきました。今年入学した新入生は第27期生となりますが、希望を胸に新たなスタートを迎える新入生やその保護者の姿を拝見しながら、毎年のことですが、「今年も1年が始まるなぁ、気持ちを新たに頑張ろう。」という感情を思い出させてくれます。平成としては最後の入学式でしたが、青空の下に咲く桜とともに実施できたことが何より嬉しいことでした。
ちなみに、入学式では、平成22年度に当時在籍していた学生が作詞作曲した「椿歌(ツバキウタ)」という愛唱歌を斉唱しています。今年もアカペラ部と吹奏楽部の学生が登壇し会場全員で斉唱しました。
本学の校章は、宮崎市の花木である「椿」をモチーフにしており、また、学内各所には椿が植えられています。入学式や卒業式等が行われる講堂には、「椿歌」の歌詞が飾られています。
これからも、学生自身が作り上げたこの愛唱歌を、大学生活のスタートである入学式、そして、最後となる卒業式で後輩達が斉唱していくことでしょう。
(「椿歌」については、こちらから視聴できます。)
さて、入学式が終わると、新入生は大学生活や授業の開始に向け、その準備として3日間のオリエンテーションが行われます。履修に関することや国際交流について、また、奨学金や健康、施設の利用等、様々なことについて説明があります。しっかりと確認してほしいと思います。
新入生のみなさんは、これまでと違う環境や人間関係に最初はとまどいや不安などがあるかもしれませんが、入学式の時の気持ちを忘れずに、是非、有意義な大学生活を過ごし、それぞれの夢に向かって努力して欲しいと思います。
今週の花金は、今年度の入学式を担当した企画総務課フクモトがお届けしました。