みなさまこんにちは。
朝晩、吹く風が少し涼しくなってきました。
ここのところ
お日様の姿をお見かけしていないせいでしょうか。
薄いタオルケットを
必死にかぶっている状態で目覚めることが増えています。
(みなさまは、暖かいものを着て寝てください)
さて、本学では、長いようで短かった夏休みが終わり、
いよいよ今週月曜日から、後期授業が始まっております。
先週のニイナさんからのご報告によりますと、
学生のみなさんもなかなか充実した夏を過ごしていたようですね!
そのパワーを胸いっぱいに抱えたみなさんの顔と、元気な声で、
こちらも目が覚める思いです。
今回は、2年次後期に開講される必修科目「基幹演習B」の
全体ガイダンスをのぞいてみました。
前期で開講された「基幹演習A」との違い、
また、そこからどう繋がっていくのか…
など、この演習でのねらいや進め方の詳細について説明を受けます。
基幹演習で学生のみなさんが身に付けるものは、次の3点。
① 論理的思考力、情報収集力、情報整理能力等のアカデミックスキル
② ディスカッション等を通じたアカデミックなコミュニケーションスキル
③ チームワークや責任感などの社会人スキル
基幹演習Aでは、用意されたテーマについて進めてきましたが、
基幹演習Bでは、外部講師による講話を聴き、その中から自分たちで課題を発見して、
解決方法を探っていくことになります。
フィールドワークなどで情報収集を行い、グループディスカッションにより意見を交換し、
論理的にアイディアを練り上げ、最終的にその成果を発表します。
「なんとなくいい」「なんか好きだから」といった、「感覚的」ではなく、
「論理的」に思考し、「証拠」に基づき「解釈」していく。
また、グループワークですので、
それぞれの考え方の違いを、論理的な考え方?証拠に基づいた意見により、
自分たちの答えをまとめて一本化する。
このような作業は、社会に出てから必要なスキルとなるはずです。
そんなガイダンスでのお話を聞いていて、
「論理的な思考」とは程遠く、「感覚的」に毎日を過ごしていることにハッとしました。
芸術の分野では「感覚的」なことが大切ですが…ということでしたので、
自分はそちら側なのかしら、などと都合の良いように受け止めそうにもなりましたが…
日々の何気ない選択にも、
「なぜそれが好きなのか」「なぜそれを選んだのか」「なぜそうしたのか」、
自分の中にある たくさんの証拠を取り出して、考えてみるのも楽しいかもしれません。
意外な自分を発見してしまいそうです。
まずは、
「なぜ木曜日の夜になると、お好み焼きが食べたくなるのか」
から考察してみたいと思います。
学生のみなさんは、まじめに演習に取り組んでください。
今回は
秋になり、もともとたくましい食欲が
ますます止まらないツエが担当いたしました。