この牧歌的な雰囲気が漂う写真はどこか、お分かりになりますでしょうか。
???そうです。ニュージーランドです。
今週は、私アラキがそんなのどかな空気が流れるニュージーランドについてお伝えしたいと思います。
というのも、去る2月13日(土)~2月19日(金)の7日間、私アラキは「平成21年度海外大学短期派遣研修」の引率で、ワイカト大学(ニュージーランド)に行ってきました。
本学は、蘇州大学(中国)、蔚山大学校(韓国)、ワイカト大学(ニュージーランド)、バンクーバー?アイランド大学(カナダ)、オールド?ドミニオン大学(米国)の5つの海外の大学と学術交流協定を結んでいます。(ただし、オールド?ドミニオン大学とは、現在交流凍結中)
「人文学部国際文化学科を擁する本学は、地域に密着して国際関係や世界の各地域の情勢に精通した国際人としての素養を十分に身につけることが出来るよう、語学?情報処理教育の充実とともに、大学間の国際交流を強力に推進しています。開学以来本学では、学生?教員?研究員?事務局職員の交流及び交換、会議?セミナー?協議会?シンポジウム?講義を含む共同研究プログラムと共同活動の開発と組織化、情報交換を目的とした学術交流協定を結び、海外の大学と学術交流を行ってきました。」(本学HPより抜粋)
/about/kokusai01.html(本学の国際交流詳細について)
今回はその中の1校、ワイカト大学(ニュージーランド)について、本学の国際交流に参加している学生達の様子をお伝えしたいと思います。
ニュージーランドはご存じのとおり南半球に位置しており、日本とは逆の気候、つまり現在は夏真っ盛りなのです。気の早い学生は、早くも薄着になっています。
中には初めての海外旅行の学生もおり、機内では思い思いの時間を過ごしました。
そして無事に一行は、ニュージーランドのオークランド国際空港に到着したのでした。
そこから貸切バスに乗り込み、約3時間かけて、一行は今回の研修地、タウランガ市へと向かうのでした。
学生達が1ヵ月滞在する、ここタウランガ市は海に面しており、ちょっとしたリゾート地の雰囲気です。
大学へ着いた学生達は、早速ホストファミリーとの対面式を行い、そのままホストファミリー宅へ向かいます。(学生達は約1ヵ月、ホストファミリーのお宅にお世話になるのです。)
ニュージーランドへは日曜日に到着したため、授業が始まるのは翌月曜日から。
それではここで、授業の様子を少しお伝えしましょう。
授業では、様々な日常生活の場面を想定した、会話練習を主に行います。ここで学んだ英会話を実生活で生かせるか、それが今回参加した学生達の使命の一つです。最初は照れながら会話していた学生達も、先生の陽気さにつられて、徐々に自然と会話を行うようになりました。
さて次は、半日英語漬けで疲れた頭を休める憩いの時間、ランチタイムです。
このニュージーランド短期研修では、3食ともホストファミリーが作ってくれます。各学生とも、お昼はランチボックス(お弁当)持参です。
午前中はみっちり学校で英会話の勉強を行い、午後からは様々な活動をして、実際に異文化を体験する時間を過ごします。
この日はタウランガ市内半日観光でした。
まずは今回の滞在先、タウランガ市内が一望できる展望台へ。
次は、ビーチへ。
この日はあいにくのお天気で、海に入ることはできませんでしたが、シーサイドのお洒落なレストランで、ティータイムを楽しみました。
その他にもこの日は、大型ショッピングモールに出掛けて、お勧めショッピングスポットを聞いたり、今後1カ月を有意義に過ごすために、学生達もいつも以上に熱心に?話を聞き入っていました。
また別の日には、ホストファミリーの方々との親睦を深めるため、郊外のハイスクールのグラウンドを借りて、バーベキューパーティーを楽しみました。
バーベキューパーティーという非日常、屋外という開放感から、ホストファミリーとの会話も、いつも以上に弾んでいました。こういった何気ないやりとりから、英会話は上達し、そして異文化への興味が深まるのかもしれませんね。
バーベキューパーティーを楽しんだ後は、屋外でのレクレーション。
思い思いに身体を動かし、ホストファミリーとの親睦を深めました。
このように本学の異文化実習(短期)では、単に勉強だけを行うのではなく、五感を使って、異文化を学んでいきます。参加している学生達の表情からも、その充実振りが見てとれるのではないでしょうか。
そんな彼ら彼女らは、今もニュージーランドのタウランガ市で研修中です。皆、体調を壊すことなく、大きく成長して帰国し、今後の大学生活にこの経験を活かしてほしいものです。
今回は、本学が学術交流協定を結ぶ海外の大学のうち、ワイカト大学(ニュージーランド)での短期研修の様子をお伝えいたしました。
短期研修は1ヵ月ですが、本学では交換留学生として前述の各大学にそれぞれ、1年程度留学できる機会があります。
「外国語を学びたい」、「異文化を学びたい」、そんな知的好奇心に溢れた学生を、本学は待っています!