子供の頃、田舎育ちであったために比較的厳格だった親が、毎年必ず隣の市の映画館までドラえもんの映画を観に連れて行ってくれて、それが年に一度の楽しみであり、その結果として今でもドラえもんが好きである私アラキが、今週のハナキンをお送りします。
本学は現在、夏休み真っ只中です。学内にはあまり学生の姿は見えず、少し、いやかなり、静かな様子を見せています。
しかしそんな中でも、活発な活動を行っている学生の様子を、今週はご紹介します。
本学の売りの一つに、少人数によるゼミ活動があります。本学では1年次から4年次まで、全ての学生がゼミに所属します。このゼミ活動では、人文学部ならではの多くの専門領域の中から、学生自身の興味?関心に基づき、1つのゼミを選びます。そしてそれらのゼミの多くが学生主体で活発な活動を行っています。
そんなゼミ活動の中で、今回は「英語音声学」ゼミの夏休みの活動についてご紹介します。
「英語音声学」ゼミでは、
「This is a seminar in phonetics. It is intended to be useful to students who are interested in studying the sounds of English.
(1) This seminar focuses on intoroductory concepts of phonetics.
(2) This seminar studies an overview of articulatory phonetics
(3) This seminar focuses on the technical terms required for describing speech and the other providing the basic notions of phonetic transcription and a set of symbols for transcribing English.」
を目的(2年次「専門演習Ⅰ」の場合)に、活動を行っています。
※あえて日本語訳は掲載しません。興味のある方は、是非、日本語訳にチャレンジしてみてください。
このように紹介すると何やら難しそうですが、実際のゼミ活動もかなり本格的です。
そしてこのゼミ、何と夏休み期間中も(お盆以外)休まず活動中なのです。それでは実際にゼミにお邪魔してみましょう。
卒業論文を作成中のエハラさん(4年生)と、アオキさん(3年生)に、早速お話を聞いてみました。
―夏休み期間中は、どのような活動を行っているのですか。
「2?3年生を中心に、夏ゼミを行っています。具体的には、TOEICの勉強や英文を読んでその要約とそれに基づいた議論等により、四技能(Reading, Writing, Listening, Speaking)のブラッシュアップを図っています。」
―毎日、勉強を続けられるモチベーションは、どのように保っているのですか。
「このゼミの伝統、というのも勿論あるのですが、「自分の力を伸ばしたいなら、努力し続けなければならない。」という戸髙先生の教えに感銘を受けて、というのが大きいですね。」
―このゼミを通じて学んだことは何ですか。そしてそれを今後、どのように生かしていきたいですか。
「今後、仕事で英語を使う機会もあるでしょうし、何より「これだけ頑張ってきたんだ」という点が、自信に繋がります。あと、時間に厳しくなったというのも大きいです(笑)。」
学生とは思えない貫録と佇まいをもったお二人を中心に、2?3年生の夏ゼミは続いていきます。
この日は、Noam Chomskyの『Language and Mind』というテキストから、「What Is Language?」をテーマに、議論が進められていました。
英語に強い関心、そして情熱をもった「英語音声学」ゼミの皆さん、これからも残暑に負けず、毎日頑張ってください!
今回は1つのゼミのみを紹介しましたが、これらのゼミ以外にも、長野県の街コンの様子を取材に行くゼミがあったり、親睦を深めるためにキャンプを兼ねて合宿を行うゼミがあったり…夏休み期間中、活発に活動を行っているゼミはたくさんあります。
今後も本学のゼミ活動について少しずつ紹介したいと思っていますので、次の機会をお待ちください。
最後に、告知を少し。
体験授業やキャンパスツアー、留学体験報告会等、内容盛りだくさんの「プチ☆キャンパスガイド」(宮崎公立大学のオープンキャンパス)が、来る9月21日(土)13時から開催されます。
現在、絶賛参加申込受付中ですので、興味のある方は、是非ご参加ください!
次回は、親知らずを抜いた痛みに耐え、附属図書館の全書籍の所在を1週間かけて全て確認する蔵書点検を、見事成し遂げたアカザワさんがお伝えします。
お楽しみに。