宮崎ほど日差しが強くない夏、
それでも辛くてアツい食事でいつも以上に汗をかき、
何故か蜂に追いかけられることが多いこの一週間。
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皆さんお待ちかねの「花金」は、
“まさか”の場所、?韓国?から私タナベがお届けいたします。
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宮崎公立大学では、学術交流協定校がある中国?韓国?ニュージーランド?カナダにて
短期研修である「異文化実習」を毎年行っています。
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今年の韓国異文化実習は2,3年の学生14名が、
8月? 1日~8月20日:蔚山(ウルサン)大学校での研修
8月20日~8月27日:蔚山科学大学での研修
8月27日~8月29日:独立記念館?板門店?ソウル見学
という3本立てのスケジュールで実習をしています。
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そして私は、8月24日(火)より、迎え引率ということで、
韓国に初訪問させていただくことになりました。
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私の引率期間では、蔚山大学校での実習はすでに修了しており、
主に蔚山科学大学での実習以降を引率することとなりますが、
今回は、その引率中に見えた韓国の方の人柄について、ちょこっとレポートしたいと思います。
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題して「優しくてパリパリ!」 レポート!
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私は、今回の引率を通じて、こんなにも韓国の人は優しいのか、と
感動しました。
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まずは教職員の方々について。
こちらは、今回の研修を担当してくださった職員である
蔚山科学大学国際交流課のイ?サンウクさん。
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今回の研修が、蔚山科学大学にとって
初の外国人学生の短期受入研修だということで、
大変入念な準備をしていただいていました。
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イさんは、研修生はこのプログラムを喜んでくれているか、
何か問題はないか、さらに工夫をできないか、ということを常に考えておられ、
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学生が各活動を始めると、その後は見えないところで
次への準備を黙々としている姿をよく拝見しました。
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本当に尽力くださっている姿に、
私は大変大きな感謝の念を覚えたのです。
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そしてこちらは、観光?外国語科のユ?サンヨン教授。
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日本語が大変堪能で、いわゆる「世話好き」。
私の引率初日、大学に到着するやいなや、
2時間ほどキャンパスや数多くの教職員の方々をご紹介くださりました。
(それほど広いキャンパスなのです!)
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その中でも特筆すべきは、金琪焄 (Kim Kihoon)教授。
この金先生は、1994リレハンメル冬季五輪ショートトラック1000m金メダリストで、
現在は社会体育学の教授として、この蔚山科学大学で勤めていらっしゃいました。
ユ先生による突然の訪問にも快く応じてくださり、
日本語で10分ほどお話をさせていただきました。
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さて、ユ教授の世話好き精神が、やはりプログラムにも反映されていました。
研修の各プログラムを実施する目的を詳細に説明いただいた際、
緻密な計画性に大変驚きました。
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しかし、優しい反面プチ?カルチャーショックが生む
驚きの一面も。
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ユ先生に限らず、韓国の人に多い傾向として、
「パリパリ」(早く早く)文化というものがありますが、
とにかくじっとしていられないようです。
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研修中にも、妙案が浮かぶと、一瞬の判断でプランを変更し、
すぐにそれを学生に伝えます。
その、あまりにも突然の変更に戸惑ってしまう学生もいたようです。
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また、史跡見学中、ユ先生が日本語で解説をしてくださっている際にも
携帯電話がなると、解説を中断して突然「ヨポセヨ(もしもし)」と電話に応対なさったり。。。
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しかし、こういった細かいところで、また「異文化」を体験できるものです。
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続いてはCPについて。
CPというのは、「コミュニケーションパートナー」の略で、
本学の学生をマンツーマンでお世話してくれる
蔚山科学大学の学生のことです。
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今回の研修は、蔚山科学大学にとって初めてとなる短期研修だということで
大変盛りだくさんのプログラムを準備してくださいましたが、
CPの皆さんは、忙しい中そのほとんどすべてに一緒に参加してくれました。
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本学からの実習生は、自分のCPだけでなく、
多くの蔚山科学大学生と友情を深められたようです。
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本学が6月から8月にかけて実施する短期研修受入事業では、
パートナー学生は一部のプログラムにしか参加しておりませんが、
来年以降、講義との兼ね合いも考えながら
研修生と本学学生がより多くの時間を過ごせるようにできないか、と
考えさせられるきっかけができました。
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たくさんの人に巡りあい、
かけがえのない縁の中で、
私たちは喜びを感じていきます。
そして、別れのときには悲しみも感じるでしょう。
こうして多くの学生が、国境を越えて
言葉の壁も越えながら、
友情を深め合ってほしい、と思いました。
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研修生は、こうして蔚山科学大学の研修を終え、
日曜日の帰国までソウルでの自由行動タイムが待っています。
皆さん、気をつけて行って来て下さいね!
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それでは最後に、引率中のフォトギャラリーを大公開して今回の花金はお別れです!
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