皆さん、こんにちは。
緑豊かな学内や周辺の中で、皆さんお気に入りの場所があるのではないでしょうか。
四月から本学に通勤しておりますが、私が心惹かれる場所はこの周辺です。
学内ではありませんが、この体育館前の道路の両脇に植えてある街路樹。
何の植物かわかりますか?
ハーブの好きな方はすぐに分かるかもしれませんね。
イタリアン料理などのお店の庭に植えられていることもあります。
この植物は、ハーブの一種ローズマリーです!
ローズマリーは地中海沿岸地方が原産地です。
日本へは江戸時代の末期に渡来したようです。
清涼感あふれるよい香りがあり、枝や葉は、香料?化粧水?料理によく用いられます。
一般的には、葉を乾燥して、ハーブティーや肉や魚料理の臭み消しの香辛料として使われています。スーパーでもハーブとして売られていますよね。
ローズマリーは、秋から春にかけて、白や薄いブルーのかわいい花が咲きます。
花言葉は、「思い出、記憶、追憶、誠実」です。
香りには、精神安定の効果だけでなく、この花言葉の「記憶」が示すとおり、記憶力や集中力を高める効果もあると言われています。
学生の皆さん、試験の前にローズマリーの香りを嗅ぐと効果があるかも?
ローズマリーの葉を指先でこすると、独特のすっきりとしたよい香りがしますよ。
水に差しておくと、根が生えてくるので、土に植え替えればいいのですが、私はこの方法で成功したためしがありません。
途中で枯れてしまいます???
苗を買って植えていますが、まだやっと枝3本ほどです。この街路樹ほどに成長するのにはかなり時間がかかりそうです。
街路樹でローズマリーが植えられているのを見たのは初めてです。しかも、こんなに立派に育ち、道路の両側に80本以上も植えられています。
見事なローズマリーの街路樹。とても珍しい光景です。
残念ながら、(道路の管理者であれば当然ですが)6月初めに剪定され、現在は丸刈りの半分の大きさになってしまいましたが、それまでは、枝がフサフサに茂り、大きく生長したローズマリーが並んで、それは見ごたえがある景観でした!
梅雨の憂鬱になりがちなこの時期、ちょっとローズマリーの匂いで、気分をスッキリさせてみてはいかがでしょうか。
街路樹のローズマリーに一斉にかわいらしい花が咲くのを楽しみにしている事務局のミヤハタがお届けしました。