ついこの前、豆まきをしたはずなのに、気づけば今日は雛祭り。時が経つのはあっという間です。
まだまだ先だと思っていた3月が到来し、のんびりしていた自分に喝を入れるべく、夢に向かって励む学生の皆さんを訪ねました。
場所は本学のとある演習室。
私の突撃取材にも、和やかな雰囲気で迎えてくれる学生の皆さん。
しかし、チャイムが鳴ると、その雰囲気は一変。一気に真剣モードに。
ここで行われているのは、教職支援室の山本寛幸先生が指導を行う「教職教養勉強会」です。
翌年夏に実施される教員採用選考試験に向け、後期の授業開始とともに、毎年開かれています。
教員を目指す学生は、週1コマ2班に分かれ、山本先生の指導のもと、徹底的に勉強します。
学生達の教材は、教員を目指す上で欠かせない教育小六法と、山本先生が作成されたプリント。
そのプリントには、問題や重要なポイントがびっしりと書かれています。
先生がプリントに沿って問題を読み上げると、学生が解答し、その根拠を先生が解説していきます。
採用選考試験の出題範囲は多岐に渡るため、膨大な量の問題をこなす必要がある中で、次から次に出題される問題に解答していく学生達に圧倒されます。
みっちり90分間の勉強を終えた学生の皆さん。
「勉強会に参加してみてどうですか?」という私の質問に対し、
『この勉強会に参加することで、山本先生が作成した、あらゆる都道府県の問題を解くことができ、新しいプリントをいただくたびに、やる気が湧いてきます。このプリントの積み重ねが、今までこれだけ勉強してきたという自信に繋がっていると思います。』と答えてくれました。
これまで多くの本学学生が教員採用選考試験で合格してきましたが、まさにこの勉強会での努力の積み重ねによるものなのです。
採用選考試験まで、残り約4ヶ月。夢の実現に向けて、これからも頑張ってください!!
計画的に勉強に励む学生達とは違い、自分の計画性のなさを痛感した学務課アイザワがお送りしました。