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2017年1月6日(金)第345号 『別れと出会い、春と蕾(つぼみ)』

新しい年を迎え2017年になりました。これから、大学では卒論発表、入学試験、卒業式、入学式とあわただしく別れと出会いの春を迎えます。

 

?「東風(こち)吹かば にほひおこせよ梅の花 あるじなしとて春を忘れそ」(菅原道真)

 

人が過ぎ去っても木々は春を忘れず、毎年同じように花を咲かせます。ですから、昨年と同じように咲き始めた椿は、過年同じように咲いていた花を見ていた人の在りし日を懐かしく、時には寂しく思い出させてくれることがあります。

 

さて、本学の木々はこれからの卒業式や入学式、別れと出会いの季節を彩ろうとするかのように蕾を膨らませていますのでご紹介したいと思います。

 

?椿

椿や山茶花は、すでに咲き始めた木もありますが、まだ蕾も多く、入試の頃が見ごろかもしれません。

 

 

?桜

写真は卒業式、入学式の時に会場の講堂の前をあざやかに彩る桜の木です。研究講義棟の北側にあるため、この時期日が当たる時間が短いようです。まだ、小さくて硬そうですがたくさんの蕾をつけていて卒業式、入学式の頃が楽しみです。

 

?梅

菅原道真公が好んだと伝えられる梅の花ですが、本学では梅の花はあまり目立ちません。

探してみると交流センターの小さな庭園で蕾をつけていました。

あまり、目立つ場所ではなくひっそり咲きそうですので2月になったら覗いてみてください。うぐいすが来ていたら超ラッキーかもしれません。最近あまり見なくなった縁側もあるので天気のいい日はほっこりできそうです。

庭園入口

 

 

1月の椿から4月初旬の桜まで、本学は木々の開花が続きます。みなさん、いろいろ忙しいので気がついたら咲いている感じかもしれませんが、時には立ち止まってゆっくり眺めてそれぞれに想いをめぐらせてみるのもよいかと思います。

以上、学務課 コマツがお伝えしました。