宮崎公立大学は、建学の理念とリベラルアーツ教育に基づいて、人材育成目標である「教養あるグローバル人材」を育成します。「教養あるグローバル人材」育成のための教育課程を修め教育目標を達成した者に学士(人文学)の学位を授与します。
国際的な視野、幅広い知識と確かな専門性、言語によるコミュニケーション能力を備えた上で、人間文化の現代的課題を探究でき、グローバル化する世界で多様な人々とともに主体的に活動できる人材を育成します。
創造的な問題解決能力とは、必要な情報を処理する技能を備え、根拠に基づいて論理的に考え表現することができ、そして問題を発見解決するための新しいアイデアや価値を生み出せる能力です。
コミュニケーション能力とは、日本語と英語を用いて、自由で対等なコミュニケーションを取ることで他者と協力できる能力です。
異文化理解対応力とは、グローバル化する世界の多文化状況を理解し、その中で主体的に判断し行動することができるようになることです。
人文学部国際文化学科では、一般選抜(前期日程、後期日程)、学校推薦型選抜(学校推薦型選抜Ⅰ、学校推薦型選抜Ⅱ)、帰国生選抜、社会人選抜、私費外国人留学生選抜を実施し、複数の入学者選抜方式によって多様な学生を受け入れることを目指しています。
大学入学共通テスト(3教科?3科目)により基礎学力を評価するとともに、個別学力検査(英語)で、高等学校等で得た知識?技能ならびに思考力?判断力?表現力等を評価します。
大学入学共通テスト(3教科?3科目)により基礎学力を評価するとともに、個別学力検査(小論文)で、高等学校等で得た知識?技能ならびに思考力?判断力?表現力等を評価します。
学校推薦型選抜Ⅰは大学入学共通テストを課さない宮崎県内枠の学校推薦型選抜です。
小論文、面接、出願書類(調査書?推薦書?自己推薦書)の内容によって、高等学校で習得する程度の基礎学力とともに、表現力?思考力?判断力?学ぶ態度?志望動機?本学での学びに対する適性等を総合的に評価します。
学校推薦型選抜Ⅱは大学入学共通テストを課す学校推薦型選抜です。個別学力試験はありません。
大学入学共通テスト(3教科?3科目)により基礎学力を評価するとともに、出願書類(調査書?推薦書?自己推薦書)の内容によって、表現力?思考力?判断力?学ぶ態度?志望動機?本学での学びに対する適性等を総合的に評価します。
小論文、面接、志望理由書その他の出願書類の内容によって、高等学校で習得する程度の基礎学力とともに、表現力?思考力?判断力?主体性?志望動機?本学での学びに対する適性等を総合的に評価します。
小論文、面接、志望理由書その他の出願書類の内容によって、高等学校で習得する程度の基礎学力とともに、表現力?思考力?判断力?主体性?志望動機?本学での学びに対する適性等を総合的に評価します。
日本語による小論文、面接、志望理由書その他の出願書類の内容によって、日本語能力?表現力?思考力?判断力?主体性?志望動機?本学での学びに対する適性等を総合的に評価します。
※ 以下は、編入学試験対象者に対する方針です。
小論文、面接、志望理由書その他の出願書類の内容によって、本学の2年次または3年次で求められる程度の基礎学力とともに、表現力?思考力?判断力?主体性?志望動機?本学での学びに対する適性等を総合的に評価します。
日本語による小論文、面接、志望理由書その他の出願書類の内容によって、2年次または3年次からの履修に必要な日本語能力?表現力?思考力?判断力?主体性?志望動機?本学での学びに対する適性等を総合的に評価します。
宮崎公立大学は、リベラル?アーツを理念に教育しています。
リベラル?アーツとは、古代ギリシャに起源をもつ言葉であり、「人間を自由にする技術」や「自由人が学ぶにふさわしい学芸」を意味します。リベラル?アーツは、変遷をたどりながらも今日にまで引き継がれ、アメリカには小規模で質の高い教育を提供する多くのリベラルアーツ?カレッジがあります。リベラル?アーツ教育とは、「受け身の学びから主体的学び」(From Teaching to Learning)をモットーに「自律的な思考と判断ができる自由な人間の育成」を目指す教育です。
特に、知識が最も重要な価値ある資源となる現代社会において、創造的な知識に価値があるのは当然ですが、誰でもが手に入れることができる知識でも、それをうまく活用すれば新たな価値を生み出します。そのためには、一つの専門性を極める「課題探求能力」だけではなく、多様な専門知識を主体的に吸収する「やわらかな知性」も必要であり、リベラル?アーツ教育は、最も時代にフィットしているといえます。
また、国境を越えて世界が急速に一体化していく現代のグローバル化の中では、何事も一国では完結することはできません。それゆえ、外国そして自国の文化やメディアそして政治経済の理解、そしてコミュニケーション能力が必要になります。従って、英語や情報等のスキルの修得とともに、国際文化を専門分野として学修することは、グローバル化する世界で活躍するためのパスポートとなります。