国際的な視野、幅広い知識と確かな専門性、言語によるコミュニケーション能力を備えた上で、人間文化の現代的課題を探究でき、グローバル化する世界で多様な人々とともに主体的に活動できる人材を育成します。
宮崎公立大学は、建学の理念と人材育成目標に基づき、次のような人の入学を求めています。
「教養あるグローバル人材」の養成に必要な能力を下記の8つの能力として具体化し、それを教育目標としてまとめています。
上記の人材育成目標は、2014年度より導入している新カリキュラムに対応しているものです。
2013年度までのカリキュラムに対応する方針等は、以下をご覧ください。
宮崎公立大学は、リベラル?アーツを理念に教育しています。
リベラル?アーツとは、古代ギリシャに起源をもつ言葉であり、「人間を自由にする技術」や「自由人が学ぶにふさわしい学芸」を意味します。リベラル?アーツは、変遷をたどりながらも今日にまで引き継がれ、アメリカには小規模で質の高い教育を提供する多くのリベラルアーツ?カレッジがあります。リベラル?アーツ教育とは、「受け身の学びから主体的学び」(From Teaching to Learning)をモットーに「自律的な思考と判断ができる自由な人間の育成」を目指す教育です。
特に、知識が最も重要な価値ある資源となる現代社会において、創造的な知識に価値があるのは当然ですが、誰でもが手に入れることができる知識でも、それをうまく活用すれば新たな価値を生み出します。そのためには、一つの専門性を極める「課題探求能力」だけではなく、多様な専門知識を主体的に吸収する「やわらかな知性」も必要であり、リベラル?アーツ教育は、最も時代にフィットしているといえます。
また、国境を越えて世界が急速に一体化していく現代のグローバル化の中では、何事も一国では完結することはできません。それゆえ、外国そして自国の文化やメディアそして政治経済の理解、そしてコミュニケーション能力が必要になります。従って、英語や情報等のスキルの修得とともに、国際文化を専門分野として学修することは、グローバル化する世界で活躍するためのパスポートとなります。