所属 |
人文学部 国際文化学科 (メディア?コミュニケーション)
|
職位 |
講師
|
学位 |
博士(政治学)
|
学歴 |
学習院大学大学院政治学研究科博士後期課程単位修得退学
|
専門分野 |
歴史学
|
主な担当科目 |
メディア史/出版文化論/日本近代史
|
主な研究テーマ |
- 近現代日本における娯楽とその統制
- メディアとしての投書
|
研究キーワード |
投書 投書階級 検閲 大衆娯楽
|
所属学会 |
- 史学会
- 日本史研究会
- 九州史学研究会
- メディア史研究会
- 洋楽文化史研究会
|
社会活動
|
前職:一般社団法人全国銀行協会(2009年~2023年)
直近では、金融機関間の決済業務にかかわっていました。
|
受賞 |
第16回日本歴史学会賞(2015年)
|
その他 |
外部資金獲得状況 |
日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(B)「女性たちはなぜ南洋に向かったのか―戦前?戦中の女性の移動と南洋研究の再考」研究分担者(2023年度~2026年度)
|
学会発表 |
- 「昭和期投書階級の研究-新聞投書と主婦の生きづらさ」(20世紀メディア研究所第156回研究会 2022年5月28日)
- 「投書階級とは誰か―昭和期川口市の一主婦の生きづらさと投書」(法政大学大原社会問題研究所月例研究会 2021年12月25日)
- 「娯楽統制と投書階級―投書したのは一体誰か―」(第46回歴史学入門講座(京都)(歴史学入門講座実行委員会、日本史研究会共催) 2021年9月19日)
- 「流行歌『あゝそれなのに』再考―昭和10年代前半におけるヒット流行歌の処遇―」(九州史学研究会大会 2012年10月13日)
|
メッセージ |
近現代史の面白さは、現在と過去との断絶に触れることはもとより、断絶していない部分にも存分に触れることができることです。
私が研究している娯楽に引き付ければ、戦前の人も今の私たちと同じようにドタバタ喜劇を見てゲラゲラ笑ったり、子供の教育に悪いと怒ったり、政府は何をしているんだと文句を言ったりしていました。
戦前というと、今から大体70~80年前くらいになるので、ずいぶん過去のように思われるかもしれませんが、案外、そのときから現在まで変わっていない部分もあるんです。
歴史は堅苦しいものではありません。身構えることで、かえって理解できなくなることも多いと思います。まずは当時の人たちと同じように気楽に当時の娯楽を追体験してみる。そこから何が見えてくるか。学生の皆さんの瑞々しい感性と対話できることを楽しみにしています。 |
主な著書?論文 |
- 井上寿一、金子龍司、小山俊樹、菅谷幸浩、村井良太、若月剛史 『立憲民政党全史 1927-1940』(講談社、2024年2月)(ISBN:9784065322277)
- 『昭和戦時期の娯楽と検閲』(吉川弘文館 2021年1月 (ISBN: 9784642039017))
|