2007/02/05 宮崎市教育委員会と連携協力に関する協定書を締結
宮崎公立大学(学長:浜野崇好)と宮崎市教育委員会(教育長:田原健二)は、自律性、主体性、創造性に
富み、高い学力と実践力を備えた人材作り、市民の生涯教育への対応、地域文化の振興等に貢献するとと
もに、教員間の相互交流を通じて研究?教育の質的向上を図るための活動に連携協力して取組むことを目的
に、平成19年2月5日(月)をもって、「連携協力に関する協定書」を締結しました。
宮崎公立大学は、19年度からの法人化を前に、地域貢献を研究、教育と並ぶ大学の重要な機能の1つとし
て位置付けるとともに、昨年末、地域貢献活動の推進機関として、学内に「地域共生委員会」を設立、地域貢
献に積極的に取組む体制を整えました。一方、宮崎市教育委員会は、 教育?研究活動の充実、市民の生涯
教育への積極的な対応、地域文化の振興等、これまで以上に学校教育?生涯教育?文化振興等の充実に取
組むことを課題としていました。
こうしたことから、宮崎公立大学と宮崎市教育委員会では、両者が連携協力することによってより一層効果
的に、学校教育や生涯教育の充実、地域文化の振興等に寄与することができると判断、協定書を締結する
ことにしました。
連携の範囲は、小中学生の学力向上への事項、研究上の諸課題への対応に関する事項、教育?研修に関
する事項、生涯教育の推進に関する事項、文化の振興に関する事項等のうち、連携が可能な分野とします。
具体的施策については、それぞれの連携関係の中で今後の可能性について協議してまいりますが、現在
想定している施策として、以下の事項が考えられます。
(1)小中学生の学力向上に向けた事項
大学教員による小中学校での教育支援、大学生の教育現場でのTT?ボランティア活動等。
(2)教職員の研究に関する事項
研究に関連する情報の相互提供?連携、研究推進上の協力?共同研究等。
(3)教育?研修に関する事項
研修講座の連携開催、大学教員による小中学校での実践指導等。
(4)生涯教育の推進に関する事項
市民の要請に対応した大学での自主講座の開設等。
今後の運営については、宮崎公立大学と宮崎市教育委員会とが、定期的に情報交換会を開催し、テーマ
の選考及び具体的施策について起案?協議していきます。事務局は大学?教育委員会のそれぞれに設置し、
協議の進捗や成果に関する情報を集中させ共有化を図ります。