宮崎公立大学と両行はこれまでも、大学主催の地域住民向け講習会への協力や、各種産学連携事業への協力及び同学卒業生の積極採用等でそれぞれ交流を行って きました。また、宮崎公立大学が平成19年度の公立大学法人化を目指して現在準備中であることに伴い、両行との間で資金取引の面等新たな協力関係も生まれ つつあります。
こうした個別の協力関係を、宮崎公立大学と両行が組織と組織の関係として取組む包括的連携に発展させ、宮崎公立大学と地元金融機関の共通の目的である「地域社会への貢献」を実現する事を考えています。
連携の範囲は、研究?情報交流、宮崎公立大学のニーズと企業のニーズとのマッチングの促進、研究成果の事業化及びベンチャー企業の育成、経営相談、人材交流、人材育成等のうち、連携が可能な分野とします。
具体的施策については、それぞれの連携関係の中で今後の可能性について協議してまいりますが、現在想定している施策として、以下の事項が考えられます。
今後の運営については、宮崎公立大学とそれぞれの銀行とが更なる連携強化を図り、定期的に情報交換会を開催しテーマの選考及び具体的施策についてそ れぞれの連携関係の中で起案?協議していきます。事務局は大学?両行のそれぞれに設置し、協議の進捗や成果に関する情報を集中させ共有化を図ります。